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ケリ(抱卵中)

2003.5.8 下小波田にて
(撮影:小林)
チドリ目・チドリ科

 留鳥または冬鳥
 分布:本州〜九州
 生息地:草原、河原、水田、畑など
 見られる時期:一年中(寒地では3〜10月)
 体長:36cm
 くちばし:先端がややふくらむ
 尾羽:短い角尾
 鳴き声:ふだんは『ケリリ』と鳴く。繁殖期には『ケッケッケッ・・・』と鳴く
 飛び方:直線飛行
 雌雄の特徴:雌雄同色

 *日本で見られる最大のチドリ。『ケリリ』という鳴き声が和名の由来。
   昆虫やカエルなどの獲物を地上で捕える。

   つがいでなわばりをもち、地面を浅く掘って巣をつくる。警戒心が強く
   単独でも敵を追い払うが、近くのほかの個体も集まって、共同防衛する
   こともある。非繁殖期には小群をつくる。




タマシギ

2003.5.8 下小波田にて
(撮影:小林)
チドリ目・タマシギ科

 留鳥または漂鳥
 分布:関東以西
 生息地:水田、休耕田、河川など
 見られる時期:一年中
 体長:24cm
 くちばし:長く、先がやや下に曲る
 尾羽:短い丸尾
 鳴き声:繁殖期に雌が『コ
』と鳴く
 飛び方:直線飛行、あしをたらして飛ぶ
 雌雄の特徴:雄は顔、くび、のどが赤褐色

 *雄のほうが美しいシギ。雌雄の役割が逆転していて、夜間、雌は
   大きな声で鳴いて雄を呼び、翼を伸ばすなどのディスプレイを行なう。

   巣はおもに雄がつくり、雌は産卵がすむと巣から出て別の雄を探す。
   抱卵、育雛は、雄が行なう。

   水田などにくらし、昆虫や草の実などをたべる。非繁殖期は群になる。


オシドリ(♂)

2003.5.8 布生にて
(撮影:小林)
カモ目・カモ科

 留鳥または冬鳥
 分布:全国
 生息地:湖沼、池、河川、渓流など
 見られる時期:一年中(寒地では4〜10月)
 体長:45cm
 くちばし:平たい
 尾羽:短いくさび尾
 鳴き声:雄は『チュピッ』『ピュイ』など、雌は『ク
ッ』などと鳴く
 飛び方:直線飛行
 雌雄の特徴:雄は色とりどりだが、雌は灰褐色で地味

 *仲のよい夫婦のたとえに使われるが、ほかのカモ類と同様に、
   毎年、新しくつがいをつくる。おもに植物質を食べ、とりわけ
   ドングリを好む。

   休むときは枝に上がるため、山間の広葉樹が覆いかぶさるような
   薄暗い水辺にすみ、開けたところではあまり見られない。

   樹洞に枯れ草と羽毛を敷いて巣をつくる。
解説は、ヤマケイポケットガイド【野鳥】吉野俊幸著、(株)山と渓谷社(1999年)による