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   次世代に残したい公園 2003.6.29
梅雨の中休み、午後の晴れ間を幸いに、
桔梗が丘10号公園
で、ミニ自然観察会を行いました。

竹田さん、小林さん、本多さん、田中さん、山口(さ)、ブンチョウ之助の6名が集いました。

周囲を森に囲まれた桔梗が丘10号公園には、講田池(灌漑用の溜め池)があり、多くの野生生物が生息しています。

四季を通じて、この公園に集まる野鳥は30種類以上を数え、住宅地の真っ只中にありながら、素晴らしい自然に触れ合うことができる貴重な場所です。

【郷土の鳥獣】ーーー記)竹田センター長、毎日新聞・伊賀版より抜粋

『略・・・・・・当公園も開発という名のもとにいろいろな建設工事が浮上する中で、近隣住民の力強い情熱と、たゆまぬ努力によって貴重な自然が残されています。しかし、最近になって、また、その自然を損ないかねない、人間にのみ都合のよい公園にする工事が進められるやに聞いております。

昔のままの自然が残っているからこそ、一年を通し三十数種類の野鳥が飛来し、バンも人を恐れず子育てに励み、その姿を観察する人々に癒しを与えてくれます。自然をこよなく愛する市民にとって、この楽園は極めて存在感のある、市の貴重な財産と言えるでしょう。

この風光よき自然の価値を自然愛護の理念を基にさらに見直すことで、人類と野鳥たちが共生できる環境づくりと維持管理を切に願っています』

はじめに、竹田さんの手で、救護センターで保護されていたキジバトを放鳥しました。
キジバトは、しばらく立木に止まっていましたが、やがて飛び立って行ったようです(笑)
今年は、バンの子育てが観察できます。

この公園の環境保護活動を推進され、野生生物や植物の観察を続けておられる、本多さん、田中さんがバンの親子を発見し、他の救護センターメンバーにも見て欲しいと、今日の観察会の運びとなりました。

バンの親子、スイレンの花の写真は、6月17日に小林さんが撮影されたものです。


この時期、池にはスイレンが見事に咲いています。
その葉の上を3羽のヒナが、親鳥を追ってチョコマカと走り回る様子は、とっても可愛らしいものでした。
灌漑池に貯えられる水が、すべての命を育み、様々な生物を呼び、自然の営みを形成する。
公園を囲む雑木山の林床に落ち葉が積もり、微生物が繁殖し、虫を集め、それをエサにする野鳥や小動物が集まる。
野生生物の生息条件として最も重要なことは、地肌がそのまま剥き出しで、また、水辺がコンクリートで被われていないということだ。
この公園には、そういった条件を満足している個所が、まだ残されている。

土の道を散策すれば、地面の感触が、直接、足裏に伝わってくる。土の道は、野生生物にとっても、私たち人間にとっても大切なもの。
桔梗が丘10号公園を、今のまま、ありのままの姿で、後々まで守り伝えることは、環境教育の最高の教材でもある。この公園の自然が愛され、活用されることを心から願っている。

                                    
記)ブンチョウ之助